北工News
令和6年度修了式・離任式
令和6年度の登校も最終日となりました。
この日は、大掃除を終えてからの終業式。
そして離任式がありました。
1年を振り返って、さまざまな経験と学びの機会を得て
成長した自分を確認し、
これからどう過ごして自分だけの人生を作っていくか
考える契機になったではないかと思います。
学校としては、地域のみなさま、企業のみなさまのご協力のもと、
充実した教育活動を進めることができました。
心より感謝申し上げます。
新年度もまた心新たに邁進いたしますので、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
パスタブリッジ製作
1年建設科が、工業技術基礎で、2週にわたってパスタブリッジを製作しました。
1週目はブリッジの作り方や、道具の使い方を勉強しました。必死に考えながら簡単なブリッジを製作していました。
2週目は、1週目の反省を活かし強度の強いブリッジを製作しました。
1週目とは違い、生徒の手際もよく制限時間以内に全員終えることができ、1番強いブリッジは3.5kgの重さに耐えることができました。
最後にパスタブリッジを通して、ものづくりに対する考え方を学び、生徒にとっていい機会にすることができました。
アモールムツミ様最終営業日となりました。
長年にわたり、本校の購買を運営してくださったアモールムツミ様が、本日をもって最終営業日を迎えました。
これまで多くの生徒が、昼休みに購買でお弁当や軽食を購入し、教室で友人とともに楽しく食事をした思い出があることでしょう。
日々の学校生活の中で、温かい食事を提供してくださったことに心より感謝申し上げます。
長年にわたり、本当にありがとうございました。
電気・機械系進路講話(3.17)
3月17日(月)に、日鉄テックスエンジ 株式会社 様、山九 株式会社 様、王子製紙 株式会社 様、トヨタ自動車北海道 株式会社 様、北見日産自動車 株式会社 様、北見地区電気事業協同組合青年部 様 の御協力のもと、2年生の電子機械科・電気科の生徒を対象に本校にて進路講話を行っていただきました。
電気・機械系職種の企業で活躍されている方々や本校の卒業生からのわかりやすいご説明があり、今後迎える進路活動に向けての心構えや社会人として身に付けておくべきことを学ぶことができました。
また、北見地区電気工事業協同組合青年部 様と「将来の自分は何をやっているか」をテーマに、グループディスカッションを行いました。
お忙しい中、たくさんの企業様に講話をしていただきありがとうございました。
1年 建設科 工業技術基礎
工業技術基礎の実習で「木工製作」に挑戦しました!
3月11日(火)、建設科の生徒たちが工業技術基礎の実習で「木工製作」に取り組みました。
今回の実習では、2×4材を使い、設計図を読み解きながらベンチとスツールを製作しました。この実習を通して、木工技術の基礎を学ぶとともに、チームでのコミュニケーションや役割分担の大切さを実感できる内容となっています。
実習の流れ
この木工製作は3回に分けて行われました。
第1回目(1月17日):設計図の確認と材料の準備
第2回目(2月27日):パーツの切り出しと組み立て作業の開始
第3回目(3月11日):仕上げと完成
3人1組のチームで話し合いながら進め、それぞれが役割を持って取り組みました。慣れない作業に苦戦する場面もありましたが、協力し合いながら少しずつ完成に近づけていきました。作業中の生徒たちは、とても真剣でありながら楽しそうな様子でした。
次回は「パスタブリッジ」の実習を予定しています。身近な素材を使った挑戦的な内容に、生徒たちもわくわくしているようです。
建設科の活動をこれからも応援していただけると嬉しいです。最新の活動報告はHPの【北工news】に掲載していますので、ぜひご覧ください。
メンテナンス講座が実施されました
1月21日(火)と22日(水)に、レイズネクスト株式会社によるメンテナンス講座が開催されました。講座では、横浜から北見まで実際の現場で使用されている機材を持ち込み、実技指導と職場環境に関する講義を行っていただきました。
実技では、学校では体験できないベアリングのはめあい作業を実施しました。また、温度調整を行う専用機械を実際に操作し、貴重な実習体験を得ることができました。
このように、企業の方が機材を持ち込み講習を行うことは、北見工業高校の大きな特色の一つです。今回の経験を、今後の実習や進路活動にぜひ活かしていきましょう。
卒業証書授与式
3月1日、第61回卒業式が挙行されました。
卒業生の門出を祝って、
生徒ホールでは思い出や技術がつまった作品を掲出しました。
来場されたみなさんが感心する声が聞こえてきました。
3年間でつちかった知識や技術を生かして、
広い世界で自分だけの人生を楽しんでほしいと思います。
卒業おめでとう!
アーチ橋
2年生土木コースの生徒たちが12月から5週にわたってアーチ橋製作を行いました。1、2週目は3班に分かれコンクリートを流し込む型枠を製作しました。
3週目はコンクリートの製作を行いました。
コンクリートを作るため、決められた材料を用意し、練りました。
その後スランプ試験を行い、1、2週目に作った型枠にコンクリートを打設しました。
4週目は流し込んだコンクリートの型枠を脱型し、アーチ橋の橋台作りを行いました。橋台作りをしっかり行わないと強いアーチ橋を作れないので、生徒たちも慎重に製作しました。作った橋台にアーチを描くようにコンクリートを並べていきました。実際に渡ってみると各班それぞれ課題が見つかり、生徒も課題解決に向け真剣に考えていました。
5週目はアーチ橋造りで残った課題を、修正する作業を行いました。生徒たちは考えて、頑丈なアーチ橋を製作していました。最終的には3班のアーチ橋をつなげ、生徒全員で渡ることができ、渡れたときは生徒たちもすごく喜んでいました。授業を通してものづくりの楽しさや大変さを学ぶことができたと感じました。
卒業式予行
2月28日は卒業式予行を行いました
椅子を並べることからのスタートでした。
積極的に作業を探す生徒が多く、
スムーズに設営できました。
その後の卒業式予行では、
体育館に皆が集いました。
本校の予行では、表彰式も同時に行われます。
表彰される卒業生を見て、
来年の自分を重ねた在校生も多くいたようです。
1学年「S-TEAM」推進プロジェクト ドローンについての出前授業(2.26)
2月26日(金)に、桑原電装株式会社 スマートビジネス事業部 様の御協力のもと、本校にて出前授業を行っていただきました。
座学には、桑原電装株式会社 DJIインストラクター 伊藤 磨辰 様による、ドローンについての講義を行っていただきました。ドローンについての説明やドローンの種類、安全に運航するための法律やルール、ドローンの活用法などについて丁寧にわかりやすく説明していただきました。
また、本校の体育館にて、実機説明と操作体験を行いました。初めて触れるドローンでしたが、インストラクター様のサポートで上手に飛行させることができました。各種産業界において活用されているドローンへの理解や魅力を深めることができたと思います。
桑原電装株式会社 スマートビジネス事業部 伊藤様をはじめ、インストラクターの皆様、お忙しい中ありがとうございました。
北海道高等学校工業クラブ大会 課題研究発表
去る、1月17日(金)、滝川工業高校を会場として、令和6年度(2024年度)第43回北海道高等学校工業クラブ大会が行われました。
課題研究発表大会には、全道各地より14校46名の生徒が参加し1年間研究してきた課題テーマをまとめた研究成果を発表しました。
本校電気科3年生の岩田 琳音君、澁谷 和真君が参加し、「プログラミングを通した電気科PRに関する研究」についての発表が評価され、発明大賞を受賞しました。
薬物乱用防止教室~自分を守るために!~
2月26日(水)、本学の1年生、2年生を対象に薬物乱用防止教室が行われました。
本学の学校薬剤師である新井俊様より、薬物が我々の生活の身近に存在すること、薬物乱用の危険性・依存の恐ろしさなどについてご講演いただきました。
最後には、コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインに着目し、「カフェイン依存症」が現代の若者のなかで社会問題になっていることを学びました。カフェイン中毒への注意喚起をしていただき、生徒も我々教員も大変勉強になりました。
ICT体験講習会
2月14日(金)に株式会社 測機社様が建設科1学年を対象にICT体験講習会を実施していただきました。
近年の建設現場で使われているハンディースキャナーを通して、建物の3Dモデルを作れることを学び、活用方法や使い方を教わりました。実際に持って歩いた生徒達は、最新の技術にすごく驚いていました。
その後、ドローン体験をさせていただきました。ドローンは多種多様な場面で使えることもあり、世間で注目されている機械です。生徒は緊張しながらも楽しくドローンを動かし、活用方法を学んでいました。
今回の経験を通して、今後の学習活動に活かしてほしいです。
電子機械科・電気科(2学年) 通信関連出前授業(2.14)
2月14日(金)に、株式会社 NTTーME 様、株式会社 つうけんアクティブ 様、三九建設 株式会社 様 の御協力のもと、本校にて出前授業を行っていただきました。
全体によるオリエンテーションのあと、①各社からの「会社概要説明」②「光ファイバーの接続体験」③メタバース(3次元仮想空間)による「VR危機体感」の3つのブースに分かれて授業を受けました。
光ファイバーの接続体験では、永久接続法の融着接続ということで、ペアで左右に一人ずつ座り、それぞれが光ファイバーの先端を磨き、接続機器にセットし先端をカットするなど、ひとつ一つの作業を真剣な眼差しで作業していました。
また、メタバースによるVR危機体感ブースでは、左右にコントローラを握り、VRゴーグルを装着して、高所作業車や足場が不安定な場所などの作業現場で、どのようなキケンがあるのかをバーチャル体験できました。また、TVモニターには、被験者の視点で見ることもできました。
株式会社 NTTーME 様、株式会社 つうけんアクティブ 様、三九建設 株式会社 様 、本日は、お忙しい中、お越しいただきありがとうございました。
ものづくり研究部のロボット相撲全国大会出場と全国技能競技大会参加者表彰について
令和7年2月5日(水)に北見市技能振興推進大会の席上において、11月に行われた高校生ロボット相撲全国大会2024(福島県)に参加した生徒2名が、全国技能競技大会参加者として表彰されました。北見市では、「技能振興都市宣言」において培ってきた技能・技術を大切にし、次代を担う若者に伝承することや地域産業経済の発展を目指しており、その中で、ものづくり研究部のロボット相撲の全国大会への出場が評価され、昨年に引き続き表彰されました。
今年度のロボット相撲北海道大会(9月)では、ものづくり研究部から4台が出場し、自立型で第三位、ラジコン型で準優勝し、全国大会の出場権を得て、福島県で行われた全国大会に出場しました。全国大会出場は、今回で5回目(平成30年・令和元年・4年・5年)の出場で、全国の強豪校との対戦は今後の車体製作において、良い経験となりました。今年の全国大会の結果、自立型で三回戦まで進み、目標であったベスト8まで勝ち進みました。今まで積み上げてきた技術が結果となって表れた瞬間でした。大会の様子は大会公式YouTubeに公開されていますのでぜひご覧ください。
ロボット相撲は、大会規格内でロボットを製作し、鋼製の土俵の上で相撲をする競技です。相手を土俵から落とせば1本となり、2本取ると勝利し、トーナメント方式で競技が行われます。土俵が鉄板なので強力な磁石で土俵に張り付き(手では持ち上げられないほどです)、強力なモーターで動作し、ロボットの前面には衝撃に耐えるブレード(焼き入れリボン鋼)が付いています。自立型は各種センサーで相手を感知し、マイコン制御(プログラミング)で動作しています。ラジコン型は、プロポでロボットを操作しています。ものづくり研究部では、このロボットの製作をし、毎年ロボット相撲大会に出場しています。(ものづくり研究部)
日本建築学会北海道支部 工業高等学校巡回講演会を開催しました!
2月6日(木)、日本建築学会北海道支部による工業高等学校巡回講演会が、1年建設科の生徒を対象に開催されました。
講師には北海道旭川工業高等学校の湯川 崇 先生をお迎えし、以下のテーマでご講演いただきました。
講演テーマ
1.北海道における住様式の発展について
2.住宅地の雪問題について
3.ドローン体験
湯川先生は、北海道の厳しい気候の中で住まいがどのように発展してきたのか、歴史的背景や建築技術の進化について詳しくお話しくださいました。また、冬季における住宅地の問題やその解決策、軽減するための取り組みについても具体的に解説いただきました。さらに、生徒たちはドローン体験を通じて新しい技術にも触れることができました。
生徒たちは熱心にメモを取りながら、真剣に講演内容に耳を傾けていました。
4月からは、新2年生として土木コースと建築コースに分かれて専門的な学びを深めていきます。この講演で得た知識を活かしながら、それぞれの目標に向かって努力を続けてほしいと思います。
今後も教育活動の様子をお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください!
スキー学習(1電&1建)
1年生のスキー授業の様子です。
今週いっぱい授業が続く予定です。
スキー学習(2機)
今年も若松スキー場でのスキー学習が行われています。
2年電子機械科の様子です。
全校集会
2月の全校集会の様子です。
3年生が自宅学習期間に入ったため、
1,2年生だけで行いました。
体育館が広く感じられました。
最初に表彰者の連絡がありました。
1月16,17日に行われた工業クラブ大会にて、
3年電気科の2名が発明大賞を受賞しました。
「プログラミング学習を通じた電気科PR」をテーマにした
研究発表でした。
該当生徒が3年生のため、
後日改めて表彰を行います。
「第一種酸素欠乏症に係る特別教育 講習」を受講しました
1月24日(金)、本校建設科1年生を対象に「第一種酸素欠乏症に係る特別教育 講習」が実施されました。
この講習は、北海道建設業労務研究会のご協力のもと行われ、酸素欠乏症に関する重要な知識を学ぶ貴重な機会となりました。
当日は、北海道建設業労務研究会から講師の皆様にご来校いただきました。
(株)渡辺組 副会長 杉山敏文 様、 (株)菅野組 委員 上野義一 様、
土屋工業(株) 梶尾浩二 様、 (株)宮田建設 三山秀市 様
講習内容は以下のとおりです。
・酸素欠乏等の発生原因 ・酸素欠乏症等の症状
・空気呼吸器の使用方法 ・事故発生時の退避および救急蘇生の方法
・酸素欠乏症等の災害防止管理
一日がかりの講習となりましたが、生徒たちは集中力を切らすことなく、熱心に受講していました。講師の方々の丁寧な指導を受けながら、メモを取り実りある時間を過ごしました。
今回学んだ知識を、これからの実習や将来の現場で活かせるよう努めてまいります。講師の皆様、貴重なお時間とご指導をいただき、誠にありがとうございました。
本校では、こうした実践的な学びを通じて、生徒たちの成長をサポートしています。
今後の活動についても【Instagram】でも随時お知らせしていきますので、ぜひご覧ください!