カテゴリ:電子機械科

3年電子機械科実習風景(4.30)

大型連休の前半が終了しましたが、3年電子機械科の生徒はいつもと変わらずに実習に取り組みました。連休明けの実習ということもあり、いつも以上に気を引き締めて取り組むことを全体で確認しました。本日の実習風景を掲載します。

 

<シーケンス実習>

 

 

本日はリレーとタイマーを組み合わせた回路を作成しました。構造や仕組みについて学び、少しずつ難しい回路を作ることができるようになってきました。次週で最後となりますので、積み重ねを大切にしていきます。

<MC工実習>

 

 

加工してみたい図をCADと呼ばれるソフトで作成しました。切削する深さやスピードをCAMで設定し、実際に切削加工を行いました。加工で出てしまうバリは生徒の手で取り除きます。上手に加工ができました。

<特殊機械加工実習>

 

 

フライス盤を使用して切削しました。こちらも同様に切削した後のバリを紙やすりで整え、ピカールと呼ばれる研磨剤を使用して鏡面仕上げを行いました。ピカピカに光るよう時間をかけて仕上げました。

<製作実習>

 

 

切り出した材料の溶接と塗装を行いました。それぞれ作業を分担し、ゴミステーションの完成に向けて取り組みました。大きな失敗もなくスムーズに進みました。完成に向けてもう少しです。

各班とも問題なく作業が終了しました。レポートの提出について、前回は全員が期限内に提出できていました。今回も提出期限を意識して、遅れることのないようにしましょう!

2年電子機械科実習風景(4.23)

2週目の実習がスタートしました。今日の北見は気温が低く寒いですが、寒さに負けず実習に取り組んでいました。来週から連休に入りますが、連休中の過ごし方に加え気を抜かず安全第一で作業することについて説明を受けました。整列を行う実習室には学科目標である「ご安全に」が掲示されています。

実習が始まる前に整列し出席を確認した後、「ご安全に」の号令をして各実習室へ移動します。

それでは、今週の2年生の実習の様子を掲載します。

<電子実習>

電子部品の学習に取り組んでいます。トランジスタやLED、コンデンサ等の電子部品の特性について理解し、身近でどのように活用されているのか学習しました。回路図を読み取り、ブレッドボードに部品を差し込んで回路を作成しました。

<旋盤実習>

旋盤を使用して丸棒を切削加工し、寸法通りの作品ができるよう取り組んでいました。オス部品とメス部品をそれぞれ作成し、2つの部品を組み合わせることを目標にしています。削りすぎてしまわないよう慎重に作業を進めていました。

<ガス溶接実習>

先週はガス溶断がメインでしたが、本日から本格的にガス溶接を行いました。ガスボンベが2セットしかないため、半自動溶接機を用いて溶接の実習も併せて行いました。初めてのガス溶接で苦戦しましたが、板同士を溶接することができました。もっと練習して上達させていきたいと話していました。

<エンジン実習>

小型の汎用エンジンの分解を行いました。除雪機等にも使用されているエンジンで、2人1組で作業を行いました。一つ一つの部品について工具を使用して丁寧に取り外していきます。どこに何の部品がついていたのか、わからなくならないように並べていきます。次週は組み立てを行い、エンジンをかけて正常に動作するかを確認します。

来週で4月も終わりになりますが、今後も安全に注意して実習を行っていきましょう。次週も「ご安全に!」

3年電子機械科実習風景(4.22)

昨日は日曜日でしたが、授業参観を行いました。お忙しい中、御来校いただきました保護者等の皆様、ありがとうございました。昨日の疲れを見せず、本日も元気に実習に取り組んでいました。3年生の実習の様子を掲載します。

<MC実習>

MC実習はマシニングセンターと呼ばれる切削機械を使用するため、先週に引き続きCAD/CAMの操作方法を習得しています。CADで図面を描き、CAMで切削条件等を設定していきます。図面を作るまでは時間がかかりますが、切削は自動で行われるため大量に製作することができます。思い通りの作品ができるよう班員と相談しながら取り組んでいました。

<シーケンス実習>

今回の配線から少しレベルアップしています。ブザーやリレーを使用して配線を行いました。何度も試行錯誤しながら配線を組み直し、接続をしていきます。ラダー図と呼ばれる回路図を解釈し、少しずつ理解することができていました。

<特殊機械加工実習>

本日はフライス盤と呼ばれる工作機械をメインに使用しました。アルミの丸棒に溝を入れたり、平らにする加工を行いました。待ち時間には旋盤のメンテナンスを行い、さびを落とすなど積極的に行う姿も見られました。ものを大切に、そして長く使えるよう管理していきましょう。

<製作実習>

ゴミステーションの製作実習を行っています。材料の切り出しが終わり、接合の作業に入ります。溶接やボルトナットでの接合を行い、少しずつ組み上がっています。こちらも班員と協力や相談しながら進めていました。来週も「ご安全に!」

1年電子機械科実習風景(4.19)

本日は1年生の工業技術基礎という科目が行われました。先生方や生徒の中では実習と表現しています。本日は購入してもらった作業服や安全靴を着用し、ゴーグルや革手袋等を配布しました。初めて作業服に袖を通し授業に臨みましたが、全員が集中して取り組むことができていました。3年間使用するものですので、大切に扱ってください。

作業服に着替えた後は、4班に分かれて学習を行います。ノギスと呼ばれる測定器具の使用方法等について学習しました。実際に器具を見て、触って学習することで使用方法が身についたと思います。最後にレポートの記入方法について説明を受け、今日の学習内容の振り返りを行うことができました。

北見工業高校の電子機械科の生徒として、専門的な知識や技術を磨き、社会で羽ばたくことができるよう力をつけていきましょう。また、ものづくりを通した人づくりを大切に、安全第一で取り組んでください。来週も「ご安全に!」

2年電子機械科実習風景(4.16)

3年生に引き続き、2年生も実習がスタートしました。1年生の時は、「工業技術基礎」という科目名でしたが、2年生からは「実習」という科目名に変わります。昨年までは授業時間が3時間でしたが、2年生からは4時間になります。時間が長くなるため集中力が必要になります。改めて「事故ゼロ」を目標に取り組んでいきましょう!

まずは、実習を開始する前にシラバスの説明を行います。実習の授業を通して、身につけてもらいたいことや授業に臨む前に注意してもらいたいポイント等を説明しました。1年生の時よりも学ぶ量や質が上がります。集中して取り組みましょう。次に実習のテーマについて紹介します。

<電子実習>

ブレッドボードを使用して電気的な接続の確認を行っています。テスターを使用して接続が確保されているか確認しました。これから時間をかけて部品を接続し、電子回路を組み立てた後、動作確認を行います。1週目で初めて取り組みましたが、班員と協力して学習を進められていました。

<旋盤実習>

旋盤と呼ばれる工作機械を使用して、鉄を削ります。決められた寸法通りの作品となるよう作業を進めていました。一度削ると材料を元に戻すことができないため、慎重に作業を進めていました。昨年に比べて旋盤の使い方も慣れてきているように感じます。

<ガス溶接実習>

アセチレンガスと酸素ガスを使用してガス溶接を行っています。昨年度もガスボンベの取り扱いについて学習しましたが、復習を兼ねて取り扱い方について協力して作業を進めます。こちらも昨年よりも作業がスムーズに進んでいました。作業の待ち時間に進み具合を確認していたところ、保護具の一つである遮光サングラスを取り付けて、笑顔をくれました!作業は順調のようです!

<エンジン実習>

最後にエンジン実習の紹介です。エンジンの組み立て分解を行っていますが、本日は実習車を使用してタイヤの取り付け、取り外し、工具の使用方法について学習しました。家でもタイヤ交換を手伝っている生徒もおりますが、作業に慣れていない生徒もおりました。少しずつ取り扱いに慣れていきましょう。

実習の取り組みについては、今後もホームページや北工Instagramに情報を掲載いたします。興味のある方はホームページの閲覧又はInstagramのフォローをお願いいたします。

3年電子機械科実習風景(4.15)

1つ学年が上がり、最初の実習がスタートしました。令和6年度も本校電子機械科をよろしくお願いいたします。最初の授業はシラバスの説明から始まります。1年間を通して身につけてもらいたいことや安全作業の大切さについて説明を行いました。

説明を聞いた後は、4班に分かれて実習を行います。1班の人数は7~8名程度で毎年班員のメンバーを入れ替えています。社会人になると様々な人と仕事をするため、仲の良い人と仕事をするとは限りません。そのため、班員も前期と後期で入れ替え、誰とでも共通の目標に向かって努力できることを目標に取り組んでいます。

<シーケンス実習>

ボタンやランプを用いて配線し、決められた手順通りに動かすことができるようシーケンス制御の実習を行っています。3年生で初めて取り組むテーマですが、班員との協力をしながら作業に取り組んでいます。基本的な接続から3週かけて深い学びにつなげていきます。

<特殊機械加工実習>

旋盤やフライス盤などの工作機械と呼ばれる機械を使用し、材料を切削していきます。1台だけではなく、様々な工作機械を使用して寸法通りの完成を目指し、取り組みます。

<製作実習>