北工News

電子機械科・電気科(2学年) 通信関連出前授業(2.14)

 2月14日(金)に、株式会社 NTTーME 様、株式会社 つうけんアクティブ 様、三九建設 株式会社 様 の御協力のもと、本校にて出前授業を行っていただきました。

全体によるオリエンテーションのあと、①各社からの「会社概要説明」②「光ファイバーの接続体験」③メタバース(3次元仮想空間)による「VR危機体感」の3つのブースに分かれて授業を受けました。

 

 

 

 

 

 光ファイバーの接続体験では、永久接続法の融着接続ということで、ペアで左右に一人ずつ座り、それぞれが光ファイバーの先端を磨き、接続機器にセットし先端をカットするなど、ひとつ一つの作業を真剣な眼差しで作業していました。

 また、メタバースによるVR危機体感ブースでは、左右にコントローラを握り、VRゴーグルを装着して、高所作業車や足場が不安定な場所などの作業現場で、どのようなキケンがあるのかをバーチャル体験できました。また、TVモニターには、被験者の視点で見ることもできました。

 株式会社 NTTーME 様、株式会社 つうけんアクティブ 様、三九建設 株式会社 様 、本日は、お忙しい中、お越しいただきありがとうございました。

 

 

ものづくり研究部のロボット相撲全国大会出場と全国技能競技大会参加者表彰について

令和7年2月5日(水)に北見市技能振興推進大会の席上において、11月に行われた高校生ロボット相撲全国大会2024(福島県)に参加した生徒2名が、全国技能競技大会参加者として表彰されました。北見市では、「技能振興都市宣言」において培ってきた技能・技術を大切にし、次代を担う若者に伝承することや地域産業経済の発展を目指しており、その中で、ものづくり研究部のロボット相撲の全国大会への出場が評価され、昨年に引き続き表彰されました。 

 今年度のロボット相撲北海道大会(9月)では、ものづくり研究部から4台が出場し、自立型で第三位、ラジコン型で準優勝し、全国大会の出場権を得て、福島県で行われた全国大会に出場しました。全国大会出場は、今回で5回目(平成30年・令和元年・4年・5年)の出場で、全国の強豪校との対戦は今後の車体製作において、良い経験となりました。今年の全国大会の結果、自立型で三回戦まで進み、目標であったベスト8まで勝ち進みました。今まで積み上げてきた技術が結果となって表れた瞬間でした。大会の様子は大会公式YouTubeに公開されていますのでぜひご覧ください。

 ロボット相撲は、大会規格内でロボットを製作し、鋼製の土俵の上で相撲をする競技です。相手を土俵から落とせば1本となり、2本取ると勝利し、トーナメント方式で競技が行われます。土俵が鉄板なので強力な磁石で土俵に張り付き(手では持ち上げられないほどです)、強力なモーターで動作し、ロボットの前面には衝撃に耐えるブレード(焼き入れリボン鋼)が付いています。自立型は各種センサーで相手を感知し、マイコン制御(プログラミング)で動作しています。ラジコン型は、プロポでロボットを操作しています。ものづくり研究部では、このロボットの製作をし、毎年ロボット相撲大会に出場しています。(ものづくり研究部)

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日本建築学会北海道支部 工業高等学校巡回講演会を開催しました!

 2月6日(木)、日本建築学会北海道支部による工業高等学校巡回講演会が、1年建設科の生徒を対象に開催されました。

 講師には北海道旭川工業高等学校の湯川 崇 先生をお迎えし、以下のテーマでご講演いただきました。

講演テーマ

 1.北海道における住様式の発展について
 2.住宅地の雪問題について
 3.ドローン体験

 湯川先生は、北海道の厳しい気候の中で住まいがどのように発展してきたのか、歴史的背景や建築技術の進化について詳しくお話しくださいました。また、冬季における住宅地の問題やその解決策、軽減するための取り組みについても具体的に解説いただきました。さらに、生徒たちはドローン体験を通じて新しい技術にも触れることができました。

 生徒たちは熱心にメモを取りながら、真剣に講演内容に耳を傾けていました。

 4月からは、新2年生として土木コースと建築コースに分かれて専門的な学びを深めていきます。この講演で得た知識を活かしながら、それぞれの目標に向かって努力を続けてほしいと思います。

 今後も教育活動の様子をお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください!